気をつけたい!子どもの扁桃炎と肺炎

気をつけたい!子どもの扁桃炎と肺炎

 

 

扁桃炎

 

 

 扁桃炎とは、ウイルスや細菌の感染が原因で、のどの両側が真っ赤に腫れてしま病気です。炎症がひどいと、のどの奥に白い膿がはりつくこともあります。また、腫れが首のリンパ節まで広がると、つばを飲みこむだけでも痛みを感じるようになって、よだれが増えます
 発熱以外にはっきりとわかるような症状が出ないのが特徴で、突然40℃近い高熱が出ます。なかには、頭痛や下痢をともなうこともあります。

 

 

扁桃炎になったときは…

 

 ウイルス性の場合は安静にしていれば自然になおりますが、細菌性の場合は抗生物質による治療が必要ですので、扁桃炎が疑われるときは、早めに受診するようにしましょう。

 

 自宅では安静にさせて、脱水症状にならないよう水分補給をこまめに行います。食事は消化とのどごしがよいものを与えましょう。酸っぱいものや熱いもの、かたいものは厳禁です。
 熱が高いときは、冷却シートなどで頭を冷やしてあげると楽になるようです。嫌がるようであれば無理に冷やさなくても構いません。

 

 

習慣性扁桃炎

 

 子どもは扁桃炎になりやすいものですが、しょっちゅう扁桃炎になって重症化するようであれば、習慣性扁桃炎の可能性があります。
 習慣性の場合は、扁桃摘出手術が有効です。むかしは、扁桃を摘出すると免疫機能が落ちるといわれていましたが、現在では問題ないと考えられていますので、気になる場合は医師に相談してみましょう。

 

 

肺炎

 

 

 肺炎とは、細菌やウイルスに感染して肺が炎症を起こす病気で、かぜやインフルエンザ、はしかなどに合併して発症することが多くあります。激しいせきや下痢・おう吐・熱が下がらないといった症状が出ますが、原因や年齢によっては比較的元気で症状が出にくい場合があり、肺炎と気がつかないことがあります。
 ひどくなると呼吸困難やチアノーゼを起こして命にかかわることもあるので、せきがいつまでも続いたり、発熱が続くときは早めに受診するようにしましょう

 

 

肺炎になったときは…

 

 病院で処方された薬を服用して、自宅で安静にさせましょう。室内では、ほこりをたてないように気をつけ、換気をまめにするなどして空気をきれいに保ちましょう。室内でたばこを吸うこともやめましょう。

 

 食事は消化のよいものを与えます。水分補給するときは、むせやすくなっているのでスプーンで少しずつ与えるのがおすすめです。
 寝かせるときは、背中にクッションなどを入れて上体を高くすると楽になります。せきが辛いようであれば、たて抱きにして背中を優しくさすってあげてください。