風邪のときに気をつけたい症状…のどの痛みやせき

風邪のときに気をつけたい症状…のどの痛みやせき

 

咽頭炎

 

 

 咽頭炎とは、一般的に「のどかぜ」とよばれているもので、のどが赤く腫れて痛みがある症状です。熱は38℃くらいまで出て、2〜3日で下がります。症状がひどくなると、耳まで痛くなることもあります。
 咽頭炎になると、食べたり飲んだりするときに痛みを感じるので、授乳や食事のときに機嫌が悪くなることが多くみられます。風邪かなと思ったときに、このような症状があれば咽頭炎の可能性があることを覚えておきましょう。

 

 

咽頭炎になったときは…

 室内の温度や加湿に気をつけて、安静にさせましょう。食事は、ゼリーや豆腐などのやわらかいものを与えます。食事をするとのどが痛むので、酸っぱいものや熱いものは厳禁です。また、かたいものや飲み込みにくいものは避けましょう。

 

 咽頭炎の原因の多くはウイルスなので、安静にしていれば自然に治るケースがほとんどですが、熱がいつまでもさがらないときや、痛みが強くて食欲がなくないときは、細菌感染の可能性もありますので早めに受診するようにしてください。

 

 

急性喉頭炎

 

 

 急性喉頭炎とは、3か月〜3歳頃の乳幼児に多くみられ、ウイルスや細菌に感染して喉頭が炎症を起こす病気です。症状としては、喉頭が腫れると、空気の通り道がせまくなるので、呼吸が苦しそうで声がかすれてきます。犬の遠吠えのようにケンケンとせきをしたり、息を吸うときにのどがヒューヒューと鳴るのが特徴です。

 

 症状がひどくなると、呼吸困難になって窒息してしまうこともあります。日中よりも夜にせき込むことが多くなるので、せきの症状が出ているときは、夜も注意して様子をみるようにしましょう。万が一呼吸困難になったときは、救急車を呼んで病院へ行くようにします。

 

急性咽頭炎になったときは…

 部屋が乾燥しないように気をつけます。加湿器を使用するか、加湿器がなければ、湯気を立てたり、洗濯ものを室内に干すなど加湿する工夫をしてください。

 

 また、出来るだけのどをしめらせておくと良いので、温かい飲み物を少しずつ何回かにわけて与えましょう。寝かせるときは、上半身を高くした体勢が楽なので、クッションや座布団を背中にいれてあげます。せきが出てつらいようであれば、たて抱きにして背中を優しくさすってあげると楽になるようです。

 

 せきがひどいときや、熱が高くなったり食欲がないようであれば、早めに病院で受診しましょう。重症化すると、呼吸困難や唇や爪が紫色になるチアノーゼを起こしやすく、治療には入院が必要になることもあります。